【豊沃な大地にて】プレイ日記その9(後編)

知人が制作したシナリオ「豊沃な大地にて」。
ラスト1年、年間鉄道利益100億円を除いてクリア目標は達成。
しかし、最後のクリア条件が達成できる見込みがない。
どうにもならない状況に、ついにねを上げました。

この状況に対して、一度セーブしてクリアできるまでロードを繰り返しました。
その結果、一つの答えが出ました。

ねを上げる

4月、運賃値上げを実施。

5月、もう一度運賃値上げを実施。
ついでに季節ツアーも実行。

結論から言えば、鉄道利益が伸び悩んだ理由は運賃が安かったからでした。
物価の値上がりに対して運賃値上げを行いましたが、ちょっと甘かった。

客車列車の運賃を元に計算すると、現在の運賃水準は適正値の53%
適正運賃の半分ちょっと。これでは利益は出ない……。
2回連続で運賃値上げをしましたが、あと4回はやらないと適正運賃にならない。

実際、奥越本線でもほとんどの列車が満員なのに赤字でした。
恐るべき、1970年代のインフレ率……。

折しもこの頃の国鉄もインフレ率に対して運賃が上げられない状況で赤字が嵩んだ時期。
1976年に国鉄は20%~50%もの値上げをしたものの、それによって鉄道利用率は下がり却って赤字は増えたとか……。
少しずつ運賃を値上げしていけば、このような悲劇は避けられたのかもしれません。

このシナリオをプレイする人に贈るアドバイス。
それは運賃値上げを恐れるな
特に1974年以降は毎年1回はやりましょう。
1974・1975年は年2回やっても利益が出ます。
とにかく、一度上げ損ねた運賃は短期間では取り戻せないので注意。
7年プレイしてクリア不可能な事態に陥った日には……ご愁傷さまです。

5月末。
2回の運賃値上げによって、基礎運賃は21%上昇。
大きな反発もなく、受け入れられた模様。

翌日には法人税納税を控えていますが、いつの間にか資金が105億円まで溜まっていたので大丈夫でした。
もっとも、そのせいで今後の開発資金が無いのですが……。

運賃値上げ後の鉄道利益。
これまで8億円/月行かなかったのが、運賃値上げによってあっさり9億円/月突破。
10億円/月に迫るところまで鉄道利益が増加しました。

この調子なら、年間鉄道利益100億円は達成できる……はず。

残心

気が付いたら、面子稲の伐採所の稼働率が0%になっていました。
本来は伐採した山に道路を通して宅地化する予定だったのですが、既に人口目標は達成済み。
伐採所を撤去することなく、はげ山は放置することに。

ゲーム開始時の会話EVにて、今回の開発で発展が期待されていた比加里村北部。
結局開発することはなかったのですが、最後に申し訳程度に道路とバス戦を設定。
海辺から比加里駅前まで往復する、小さなバス路線。
更に北に集落があるのですが、そこまで通してなかったのはここだけの話。

ここの集落は……うん。
この付近に漁港でも建てば発展させたかもしれませんが。
もしこの記事を読んだ方で比加里村北部に漁港が建った場合、開発して有効利用してください。

9月。
上半期で既に年間鉄道利益50億円を突破したことを確認。
この調子なら、今年度中のクリアはほぼ確定でしょう。

それにしても、ここ最近の鉄道利益はすさまじい。
8月は14億円/月の利益を出しました。
運賃値上げだけでここまで成長するものなのかな……。

視界は白に包まれて閉じる

翌年1月。
年間鉄道利益90億円達成。
この地域の雪景色もすっかり見慣れました。
そして……。

2/6 年間鉄道利益100億円達成。
やったことと言えば、運賃を値上げしただけですけどね……。
昨年の苦悩に対して解決方法が安直すぎる。
でも物価の値上がりを考えると値上げは妥当だし、そこがどうも納得いかない。

何はともあれ、「豊沃な大地にて」無事にクリア出来ました。
改めて、シナリオ製作者の凪サ様には感謝を申し上げます。
エンディングを見て、ライバルデータの配布準備をしましょうか。

……。

えーと、その。
エンディング前半のアルバム写真の表示がバグってるのですが。
どうしてこうなった

それだけならいいのですが。
エンディング前半が終わり、3Dカメラ映像に切り替わる場面で……。

視界は白に包まれて閉じる。

エンディングでまさかのフリーズ……。
今年の開発はすべてなかったことになりました。
もちろんライバルデータは残ってないし、クリア表示もつかない。

 

豊沃な大地にて
ご愛読、ありがとうございました。

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