【新都心構想】新時代編その5

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前回、長いこと放置していた日越本線・熊尾線の列車の回送設定を行いました。
上図は姫駅に併設する留置線。
夜になると6線ある留置線がすべて埋まり、その光景は圧巻。
……ただ、APCの使用上列車と列車の感覚が広いのが残念ですが。

さて、今回は久々の新路線(といっても路面電車ですが)を敷設します。

鷺姫軌道線 概要

今回敷設するのは、マップ東部の鷺岡~姫を結ぶ路面電車「鷺姫軌道線」。
前回新型路面電車を開発したので、大通りを敷設して路面軌道を設置すればいいのですが……。
路面電車の整備に伴い、鷺岡駅・姫駅の再開発を行うことにします。

鷺岡駅再開発報告

上図は現在の鷺岡駅の様子。
鷺岡駅は初期から開発していたエリアなのですが、歴史的経緯から空き地や自社地が多く、スカスカな印象。
中途半端に建っているマンションや雑居ビルのせいで駅前整備を行うことが出来ず、かといって撤去するにも数十億円の費用がかかるため見送りを続けていました。

また、駅東側には資材工場が3つほどある他、近場の農業組合所を活用した物流センター・関連する倉庫やトラック駐車場があります。
ですが、今後の開発で農業組合所は消えるだろうし、現在隣町からの水産輸送は行われておらず。
物流センターや資材工場を撤去して、新たな街づくりを行うことにしました。

ただ、今資材工場を撤去してしまうと、今後の再開発で必要な資材を確保できない。
そこで、ある構想を実行に移しました。

(北)宮野方面へ向かう鷺岡貨物線を分岐して、
熊尾駅に至る貨物線を敷設しました。
この貨物線の路線名は現時点では未定。

熊尾町は工業地域に指定されていることもあって、熊尾駅周辺には資材工場が大量に建設されています。
ちょっと遠いですが、この路線を通って貨物列車で資材を輸送することにしました。

新正弦急行では貨物線を作ることはほとんどなく、あっても隣町への輸送用や短い貨物支線がほとんど。
今回のような「それなりに長い貨物線」「貨物輸送用の短絡線」は珍しいかもしれません。
尚、この路線に旅客列車を走らせる計画は現時点ではありません。

この貨物線を走る貨物列車ですが……。
実は今まで機関車の開発を行っておらず、初期からあるディーゼル機関車を使いまわしていました。
ただ、この機関車の速度は低速で、編成数も5両までと短い。
そこで、新たに機関車を開発することにしました。

今回新たに開発した、E210形機関車。
高速電気機関車をベースに、更に最高速度を強化した機関車。
なんでこんな形式名になったのかは、私もよくわかりません。

配色も実在の機関車そのまんまで面白くないため、試作車扱いにして完成後にデザインを変えて配置し直すかもしれません。
でも開発費も30億円と高く、使い捨てるには勿体ないですが。

必要日数も5ヶ月と長く、路面電車と並行して開発したほうがよかったかもしれません……。
その間に姫駅付近の再整備を行ったのですが、記事の都合上先に機関車の運行の様子を紹介します。

2003/3/16 E210形機関車が完成。

毎晩、熊尾-東鷺岡を2往復して、合計24個の資材を輸送しています。
ただし、現時点では鷺岡駅の再開発は行っておらず、資材が満タンで下ろせず。

資材輸送は夜間に行い、昼間は熊尾駅の近くの信号所で滞泊しています。
せっかくの貨物線なのに、深夜に2往復のみの運行は少し勿体ないかもしれません……。
ダイヤ組みがむずかしくなりそうですが、昼間に運転するようにダイヤを改正したいところ。

姫駅再開発報告

時を遡って、昨年の秋。
姫駅は開発開始が新しいため、再開発と呼ぶには早すぎるのですが。
御覧の通り、駅周辺は路面電車を通せる状況ではないため、再整備を行うことにしました。

再整備後の様子がこちら。
駅前に建てた自社のデパートですが、2年足らずで移転することに……。
駅前の公園もなくなり、バスターミナルも撤去して代わりに資材輸送用のトラック駐車場を設置。

バス路線も変更しました。
これまでは姫駅周辺を走る環状バスを運行していましたが、
今回から霞台-姫駅北-姫駅を通って隣町へ行く路線に変更。
……うっかりバス路線情報を乗せないで画像を投稿したため、わかりにくくてごめんなさい。

相変わらず駅周辺には広い空き地がありますが……。
ここは将来超高層マンションを建てるために取っておいているという噂。
でもそれまでは公園でも建設したほうがいいかもしれない。

開業!鷺姫軌道線

というわけで、時間はE210形機関車の完成後に戻ります。
資材工場の撤去後の資材輸送体制も完成したため、気兼ねなく再開発できるようになりました。
また、資金も4800億円もあるため、雑居ビルやマンションも躊躇せずに地上げできます。
というわけで、いざ敷設。

鷺岡~東鷺岡。
路面電車の終点は鷺岡駅に隣接するようにして、利便性を確保。
また、鷺岡駅も駅ビルBに建て替えて、駅利益の増加を狙う。
東鷺岡駅前の電停はちょっと離れているため、乗り換えに使うには厳しいかも。

画面下部、小川の近くにある電停は元桜川電停(もとさくらがわ-)
この地域を開発した当初は、ここに桜並木があったんですけどね……。
今ではすっかり藪になってしまい、今後も復活することはないでしょう。

姫駅の北のほう。
姫駅前は先ほど掲載したため割愛。

道路配線の関係で、路面電車は2回交差点を曲がる不思議な線形となっています。
また、交差点設置の都合で、一部だけ大通りになっている変則的な交差点がいくつかあります。

最終的には、ここも宅地化する予定なのですが、問題はどうやって資材を輸送するか。
大通りとを補完するように細い道路も敷設したため、ここにトラック駐車場を作るのが良さそう。

決算の直前に、鷺岡駅の新駅舎が完成。
高架駅は客単価が高く駅ビルにしても利益はそこまで増えないのですが、景観的には駅ビルの方がシンボルとして存在感はある。

ところで、よく見ると鷺岡駅南の十字路が大通り×2車線道路になっていますね……。
この配置は渋滞が起こりやすいため、鷺岡駅前の子会社建設に合わせて再調整する予定。
たぶんバス線も大きく変わると思います。

予想以上に長くなったため、今回はここまで。
次回は2002年度決算からスタートします。

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