【豊沃な大地にて】プレイ日記その9(前編)

前回のあらすじ。
クリア目標の1つである「人口2万人」を達成。
最後のクリア目標「鉄道利益100億円」を達成して、サクッとクリアしたいのだが……。

今年度の上半期を過ぎても、鉄道利益は50億円に届かず。
鉄道利益を伸ばすためにテコ入れを行います。

金を失うと書いて鉄

まずは奥越本線の全車両を5両編成化。
現状でも満員マークは多いので、これで取りこぼしを減らせるはず。

本来なら運行頻度も90分に1本から1時間に1本に増発したいんですけどね……。
比加里線のダイヤとの兼ね合いで、今回は断念。

また、駅利用者数を増やすために新規子会社も建設。
烏駅近くに中層ビルを建設。

11月、鉄道利益50億円達成。
本来ならここでようやく折り返し地点となる場所。

財テクとして、株式優待も利用してみる。
隣町からの資材購入価格が安くなる東西京鉄道株と、
運航費用が少し安くなる全部電力株を購入。
節約効果は小さいかもしれませんが、無いよりはマシ。

……このように、色々と対策をしたのですが。
鉄道利益は増えず、むしろ7億円を割り込む始末。

もっと子会社を建設するとか、駅ビル建設を進めるとかいろいろと方法はあるかもしれませんが、
今の資金ではどうすることもできません。

人間が努力をやめる理由はいろいろとありますが、
一番の理由は「努力に対して結果が出なかったとき」。
労力もタダではない、試行錯誤にかかった時間はどうやっても取り返せない。
ましてやそれで結果が悪化したなら、別な方法を探すのが合理的判断と言えるでしょう。

 

もうこのゲームやめたい。

敗北

翌年の3月、年間鉄道利益80億円達成。
遅い、すべてが遅い。

1976年度決算。
今年は166億円の黒字、法人税は81億円。
そんなもんどうでもいい。

鉄道利益は85億円。
惜しいという感想すら出ない。

どれほど街が発展して、鉄道の利用者数が増えたとしても。
クリア条件を達成できないなら何の意味もない。
或いは、クリア条件達成のために活動するというこのゲーム自体が無意味なのかもしれませんが。

期限まであと1年。
もう時間はない。大丈夫ではない。

次回、最終回。
衝撃と絶望に、キミは耐えられるか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください