今更A列車で行こう9の序盤の経営ノウハウを書いてみる

A列車で行こう9のゲームモードですが、
各種サイトや動画、何度かのプレイによって経営ノウハウがわかってきました。
先日はゲームバランスが悪いと言ってしまい申し訳ありませんでした、ちゃんとプレイすれば楽しく遊べるゲームバランスでした。

上図は現在メインにプレイしているマップ。
資金は2200億円を突破、子会社利益を中心にかなりの黒字を出しています。
もっとも、ここまで来るのにゲーム内で50年くらいかかりましたが……。

今回は、序盤の赤字脱却~数百億程度の利益が出るまでのノウハウを書いてみます。
発売から9年くらい経ってるゲームの攻略情報をプレイ歴1ヶ月弱の私が書くのもおこがましいですが、
そこは初心者の備忘録と考えてください。

資材と道路さえあれば街は発展する

A3Dと比べて、このゲームで街を発展させるのは容易です。
とりあえず資材置き場と道路さえ整備すれば、気が付いたら街が出来ています。
駅やバス停の有無によって発展速度に違いが出るかもしれませんが、資材輸送さえ行われていればいつかは発展するみたいです。

むしろ発展するのに十分な資材を確保する方が難しいかも。
資材工場は[小]が建設費・スペースが狭く、資産税が安く済むのでおススメ。

トラックは中距離用トレーラーがおススメでしょうか。
3種類のトラックの中で一番価格が高いですが、40km/hの速度で一度に資材を2個積める性能を考えるとこれしかない。
コンテナ用トラックは資材を1個しか積めず、450倍速だと輸送力が低すぎる。
ボンネット型トラックは資材を2個積めるものの、35km/hの速度がネック。
最高額の中距離用トレーラーでも3000万円もしないため、ここでケチる必要はないと思われます。

また、道路整備時にバス停を整備すると後々バスを通しやすくなります。
発展したエリアにバス停を作ると、土地代だけで10億円以上するため。

投資は資金の半分まで

このゲームの都市は発展することはあっても衰退することはほとんど無いようです。
都市が発展すれば列車の利用者は増え、子会社の利益も増える。
今は赤字でも、都市が発展するまで耐えられればいつかは黒字になります。
その黒字になるまで耐えるのが難しいのですが。

以前プレイしたときは、赤字のテコ入れのための開発で資金を使い果たすケースが多々ありました。
ですが、これらのテコ入れはあまり効果が無く。
結局は都市の発展、つまりは時間の経過でしか解決しませんでした。

つまり。
経営が軌道に乗るまでの赤字資産税耐えられるだけの資金を残せばいい。

概ね、開発時に資金を半分くらいキープ出来れば黒字化まで耐えられる印象。
例えば、上のマップなら200億円程度の投資で経営基盤を作れればセーフ。
場合によっては、初期からある子会社の売却や銀行からの借り入れが必要になるかもしれませんが、
この資金でも初期の経営基盤を作る方法があります。

一つはマップ端に資材工場を建てて資材を輸出すること。
そしてもう一つが、長距離特急。

長距離特急のススメ

このゲーム、発展した土地に線路を引くと数十億円近くかかる一方、
何もない更地だと長距離でも10億円程度で済んだりします。
調べたところ、高架線だと3倍、トンネルだと10倍の建設費がかかる。
それでも、地価が格安の無人地帯なら、市街地よりも安く済みます。

終点ですが、発展した街でなくても、何もない平地でも問題ないです。
駅から資材輸送用の支線を作り、毎日0時発の貨物列車で資材を輸送するといい感じに発展します。
トラックでピストン輸送するよりは効率がいいし、発展後に旅客化プレイも楽しい。
子会社を建てなくても、駅周辺に道路を整備すれはそのうち発展しますが、
集客用にコンビニを建てても大丈夫。
コンビニは建設費が安く、資産税も5000万円もしないため建てても大丈夫。

走らせる列車は特急一択
客単価が高いため、乗客数が少ない序盤でも利益を出しやすいのが利点。
通勤型や旅客列車と比べて定員数が少ないですが、序盤の発展状況だと満員まで乗せる方が難しいでしょう。

速度も速く、運行頻度を上げやすいのも強み。
通勤型なら2日で1往復という路線でも、特急なら1日で往復させることが可能。
私は毎朝7時・19時発の2便設定にすることが多いです。
どうせ所要時間が長くなるので、夜行列車を使うのも面白いかもしれません。

運行距離や発展状況にもよりますが、特急1編成で500万円~1000万円/日くらいの利益が出ます。
1年なら18億円以上、2編成を運行させれば36億円くらいの利益になります。
このゲームの資産税が厳しいと言っても、序盤なら20億円未満で済みます。
序盤の資金源としては、有用な手段と思われます。

子会社の建設時の用地費用を恐れない

資材供給さえ行われていれば、街は発展してやがて他社の子会社も増えていきます。
最初は赤字だった他社の子会社も、やがて黒字になっていきます。
それを見計らって、子会社を建てていきましょう。

発展した土地は地価も高く、40mx40mのビルの建設用地でも20億円くらいします。
ですが、これから建てるビルの建物費用は30億とか50億とか、それくらいします。
長距離特急や他の子会社である程度利益が出ているなら、気にせず建設しちゃいましょう。

電力こそパワー

A列車で行こう9には電力の概念があります。
電力不足でも電車は問題なく運行されますが、子会社の利益は出にくくなるようです。
また、発電所はそれ自体が利益を出す子会社となります。

序盤はソーラーパネルがおススメ。
建設費用が8億円程度と安く、それでいて立地を問わず年1億~2億円程度の利益を出します。
序盤に利益が出る子会社の一つで、電力需要に合わせて建設して安定した収益源にしたいところ。

子会社を建設するようになったら、火力発電所がおススメ。
ソーラーパネルは天候や時間帯によって発電量が変動するため、エネルギー状況では電力供給率100%なのに実際には電力不足ということがあるようです。
火力発電所はエコではないですが、かなりの量の電力を安定して作るため、電力不足になりにくくなります。

参考までに、ソーラーパネルのみ建設していた頃は、利益の大きいデパート3や大型ビジョン付き店舗1でも数億円/年の黒字。
「資産税を払って赤字にならなければいいや」程度の存在でした。
それが、火力発電所を建てた途端、50億円/年以上の利益を出す稼ぎ頭に出世しました。
今までの金銭感覚が壊れるくらいの莫大な利益に、あの時は笑いが止まりませんでした。

ちなみに、ソーラーパネルの稼働率ですが、夜間でも50%はある模様。
太陽が出ていないのに発電できるソーラーパネルも、すごいといえばすごい。

今後の開発

というわけで、無事に年数百億円もの利益が出る企業に成長しましたが。
これから先、どうやって開発していきましょうかね……?

まだ土地もあるし、未開発のエリアを開発していってもいいのですが。
或いはプロジェクトで新幹線を誘致して、特急→新幹線へ転換するのも面白そう。

問題は既存路線。
初期からある駅を少し拡張はしたものの、駅のホームが2本~3本程度で増発が難しい。
かといって駅を立て直すのも、既に発展した土地なので用地費用だけで数百億円が飛ぶ。
資金が2200億円もあるし、これくらい問題ない気もしますが。

子会社でも、建ててみたいものはいくつかあります。
遊園地やスタジアムなどの大型子会社に、60Fの超高層ビルも興味あり。
ただし、建設に伴う輸送力の強化も必要。
結局のところ、今ある駅の改良が必要……。

駅を改良して、さらなる発展を進めてもいいのですが。
それだったらコンストラクションモードで自由に街を作ってもいいんじゃね?
もちろん、子会社や鉄道で莫大な収入を得る遊びも楽しいのですが、A3Dと違って鉄道や子会社の利益がわかりにくく、あまり達成感はない……。

こうして、長距離特急や子会社で利益を出して開発することにナンセンスを感じたプレイヤーは
コンストラクションモードに移行するのでした。

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