管理人の知人が制作した自作シナリオが公開されました。
今回はこのシナリオを紹介します。
タイトル【豊沃な大地にて】
作者:凪サ
DLはこちらから。
このシナリオは私がテストプレイに参加したのですが、結構特徴的というか。
今までとは一味違う開発が求められるシナリオ。
マップ紹介
開発の舞台となるのは田小町村。
戦後の食糧難の時代に湖を開拓して、農業地帯として開発されました。
しかし、その後の食糧事情の変化からコメが余るようになり、この村を都市開発することになりました。
達成目標は7年以内(※)に人口2万人と鉄道利益100億円。
その他、特殊な条件があるのですが、それは後程紹介します。
※難易度標準の場合。
やさしいの場合は14年、いばらの道の場合は6年
このシナリオは秋田県大潟村・男鹿半島をモデルとしたマップ。
地形の再現度は高く、衛星写真の画像を元に丁寧に造成されたマップは見事としか言いようがないです。
クオリティの高さで言えば公式シナリオと遜色ない出来で、公開中のシナリオの中でも上位に入る品質。
このシナリオの特徴的な点が、クリア条件に農業比率が含まれる点。
初期状態で既に農業比率が100%なのですが、1年経過時(※)に農業比率が80%以上じゃないとクリア失敗になります。
80%以下ではなく以上、つまり田畑を潰しすぎたり開発しすぎるとアウト。
同様に、2年経過時に農業比率60%、3年経過時に農業比率40%以上の条件があります。
その後は農業比率に関する条件がなくなるため、どんどん開発しても大丈夫。
※難易度標準・いばらの道の場合。
やさしいの場合は2年経過時に80%、4年経過時に60%、6年経過時に40%。標準より厳しくなってるような
これらの条件は開始時からすでに達成しているため、開始から3年間放置すれば達成できるのですが、残り3~4年で残りのクリア条件の達成は困難。
いかに田畑を潰さずに開発するか、そして開発資金と収益基盤を固められるかがカギとなります。
マップ内にいくつかある農業組合所や、たまに建つ漁港を活用して利益を上げるのがコツ。
でも物流センターや港を建てると運輸比率が大幅に上がる……そのバランスが難しい。
癖のあるシナリオですが、農業比率の条件が解除される4年目以降に一気に開発する爽快感は絶大。
ぜひともプレイしてみてください。
補遺
冒頭にも書いた通り、このシナリオは以前私がテストプレイを行ったことがあります。
その際のシナリオデータをやりとりが、A列車で行こうPCのセーブデータについて の記事内「シナリオデータをやり取りする方法」の項目の確認済の内容。
この記事も2017年4月に旧ブログで書いたものを転載したものなので……テストプレイの時期についてはお察しください。
「豊沃な大地にて」のプレイ日記をこのサイトで連載するかどうかは未定。
シナリオ製作者との関係や公開までの経緯、および今のAPC人口を考えるとプレイ日記を付けたいのですが……。
現在連載中の「新都心構想」のプレイも面白くなってきたし、連載開始時期はもう少し先になりそうです……。
シナリオが気になる方は、自力でプレイすることをおススメします。