【水と絶壁の間で】プレイ日記 その1

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2014年、A列車で行こう3Dのシナリオコンテストが開催されました。
受賞した6作品は3DS版のDLCとして配信され、その後PC版にも収録されました。

3DS版で収録された全シナリオをクリアして、続いてシナリオコンテスト入賞作も軒並みクリア。
ですが、最後までクリアできずに残ったシナリオが一つあります。
それが、「水と絶壁の間で」。

今回は3DS版でやり残したこのシナリオをプレイしていきます。

マップ概要

舞台はどこかの山奥。
本来は大規模なダムが完成するはずでしたが、大型公共事業の見直しによってダム建設は中止。
半ば廃墟となったこの地域を再建するのが目的。

このシナリオのクリア条件は以下の4つ。

  • 1年以内に工業比率90%
  • 2年以内に鉄道総延長100km
  • 12年以内に人口1万人
  • 12年以内に年間鉄道利益100億円

工業比率はともかく、それ以外は普通のシナリオなら難しくない目標。
ですが、このシナリオに限ってはかなり厳しい条件。
というのも……。

このマップの初期人口はたったの665人
その上、公共交通機関の利用率は全シナリオ最低の5%

また、会社の状況も最悪。
従業員数は10人しかいません。
当然ながら業務負荷は超ハードワーク、社員はやる気が感じられない。

ついでに言えば、初期資金も98億円程度とかなり少ない。
この困難な条件で、果たしてクリア出来るのだろうか……?

経営の礎作り

クリア目標はいくつかありますが、まずは経営基盤を固めることから。
開発を行うにしても、安定した収益がないと話になりません。

……その前に、一つやった方がいいことがあります。
それは、初期状態で保有している株式をある程度売却すること。

このシナリオは初期資金こそ少ないですが、代わりに大量の株式を保有しています。
評価額1億円未満の株式も多いですが、中には株式優待の条件を満たす物評価額10億円以上のものもあります。
開発の元手とキャッシュを増やすために、評価額1億円以上の株式を中心に株式優待を失わない程度に売却。

これによって、60億円程度の資金を確保。
初期資金と併せて、163億円程度の所持金。
この資金を基に、初期の収入源を作っていきます。

みんな大好き物流センター

序盤の収入源として一番有用なのが資源関連利益。
子会社と比べて初期投資が少なくて済むのが強み。
特にマップ内に卸売市場や物流センターがある場合、ここまでの輸送経路を確保するのが定石。

残念ながらこのマップには卸売市場がないため、自社で物流センターを建設します。
今回は南西部の新広田地区の漁港の水産資源を使用することにします。

新広田にはもう一つ漁港がある他、山を越えた地区には農業組合所もあります。
農産資源も消費出来れば更に利益が出るのですが、地下トンネル技術がないと輸送できないため断言。
上手く工夫すると、この位置でも輸送できるらしいのですが……。

完成した物流センターがこちら。
物流センターの建設の為に資材を輸送する必要が有り、そのために貨物駅を建設。
将来的には旅客駅にして、発展のために使うかもしれません。

物流センターの完成によって、週に1億円程度の利益を確保できました。
現在の業務負荷や社員状況だと子会社利益は望めないですが、それでも黒字になったため問題ないでしょう。

資材輸送に使用した機関車。
元々は開発公団が保有していた建設用の機関車で、客車を外してコンテナ車を1台増結。
貨物駅での折り返し時に機回しを行っていませんが、そもそも速度を求める状況ではないのであまり問題ないです。

尚、今回のプレイでは旅客列車は開発せず機関車と貨車・客車のみでプレイしていきます。
イメージとしては黒部峡谷鉄道のような、観光兼産業用のトロッコ列車です。
これは縛りプレイというよりは、旅客運賃があまりにも安すぎて利益が見込めないため。
もちろん、運賃値上げを続ければ相応の運賃にはなるのですが……。
たまには客車列車主体のプレイも悪くないでしょう。

豆腐屋、はじめました。

収益基盤が固まったところで、工業比率90%を目指していきます。
ただ、初期資金が少ない上に期限が短いため、工場を建設しては売却するスタイルに限られます。
その上で、更なる収益基盤の確保と鉄道利益を考えると、攻略方法は一つ。

マップ端に資材工場を建てて、隣町へ売却する
A列車シリーズ恒例、豆腐屋プレイとなります。

 

都市内仕入れ 177万円/個
(北)栄光山 (大都市) 197万円/個
(東)朝日町 (中都市) 262万円/個
(西)森毛 (小都市) 237万円/個

現時点で一番利ざやが大きいのは(東)朝日町方面への輸出。
規模も中都市とそこそこ大きく、大量に輸出しても価格が下がりにくいのも強み。
将来的には栄光山や森毛方面への輸出も行いたいところ。

というわけで、朝日町へ資材を輸出するための資材コンビナートを建設。
まずは貨物駅と資材工場Aを建設。
最初こそ朝日町から資材を輸入しますが、工場が完成したらマップ内の工場での生産に切り替えます。
その後、資材工場Bを建設。

資材工場が完成したら、工場を売却して資金を回収。
今回は即時処分しましたが、資金を増やしたい場合は売り出しでもいいでしょう。
周辺を道路で囲んだためか、15億円の固定資産売却益というお釣りが返ってきました。

資材工場Bの売却で得た資金を使って、資材工場Cを建設。
同時に、朝日町への資材売却を開始。
資材工場Cの建設の為に4個/日の資材が必要になるため、完成までは8個/日の輸出に留めておきます。

資材工場Cが完成、そしてすぐに売却。
今度は24億円の固定資産売却益をゲット。

このエリアだけで28個/日程度の資材生産能力を持ちます。
それに伴い、資材輸出も2往復・16個/日に強化。
ここで銚子に乗って24個/日にしないのがミソ。
理由は後で書きます。

この時点で工業比率は53%。
資金はまだある上に、工場の売却益で資金は増やせる。
次回、更に資材工場を増設していきます。

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