A列車で行こう9 ver.5.0の楽しみ方

A列車で行こう9 ver.5.0(以下A9V5)、当初の予定以上にドはまりしています。
現在は主に過去に作ったマップを12倍速に移行して遊んでいますが、結構いい感じ。
A9V4購入時に3倍速移行した時と比べると運行本数は少ないですが、待ち時間は格段に短くなったためサクサク作れます。
気になっていた処理速度も、増解結を多用した状況でもA9V4時代と大差ない感じなので一安心。

今回は、A9V5の新機能でどのように遊んでいるか紹介してみます。

分岐駅で増解結する通勤電車

まずはA9V5の目玉ともいえる新機能、連結・解結について。
鉄道車両は列車を増発するだけでなく、列車を連結することで輸送力を増すことができます。
これはバスや飛行機・船にはない特徴。
ラッシュ時のみ付属編成を連結したり、分岐する駅で行先別に解結したり、そういうプレイが出来るようになりました。
……その代わり、設定が少し面倒ですけどね(※1)

上図は2路線から来た2編成を連結して、10両編成の普通列車にしたもの。
全線10両編成で走らせるだけの需要は無いけど、都心部では4両や6両では輸送力が足りない。
それに、線路容量も限られている中で輸送力を増すために、連結する運用を行った……という設定。
関西の新快速でこのような運用が実在しますが、増解結に時間がかかり速達性がないため普通列車でやってみました。

図解にすると上図の通り。
元々は各路線のラインカラーに従って、A駅行き6両編成が緑色B駅行き4両編成が黄色の電車を走らせていました。
ですが、実際に連結してみると、編成美としてはちょっと微妙な結果に。
そこで、A行・B行共に基本的に緑色の電車にすることにしました。

ただし、お遊び要素としてA行・B行共に1編成ずつ黄色い電車を運行しています。
A行は6編成、B行は5編成あるため、両方黄色になった編成が来る確率は1/30。
見かけたらラッキーな黄色い電車として、ひそかに話題になっている……という設定。

※1 設定が少し面倒

連結した状態で列車を置けなかったり、連結・解結設定をホーム毎にしか設定できなかったり。
ダイヤ設定は基本的に進行方向側の列車の設定が適用されるのですが、折り返し駅だとどちらが進行方向なのかわからなくなったり……。
また、連結した後の発車のみ、例外的に進行方向に関わらず連結設定をした列車の設定に従うみたいなのですが、これも設定ミスが起きやすい。
ただし、この仕様を逆手にとって、わざと別な列車を入線・連結して本来の運行設定と異なる運行を行うという離れ業もやっていますが。

20両編成の貨物列車

連結機能の実装によって、これまで10両編成が限界だったこのゲームで最大20両編成まで運行可能になりました。
ただ、今のところ旅客列車は最大10両で、それより長い電車は走らせていません。
一部駅は12両対応に建て替えましたが、今のところホームを持て余している状況。
そもそも10両編成でさえ輸送力がありすぎて扱いにくいのですが……。

現在11両以上で運行しているのは貨物列車のみ。
発売後のアップデートパッチで貨車のみ・客車のみの編成が組めるようになり、
電気機関車+コンテナ車8両の編成とコンテナ車10両の編成を連結して20両編成の貨物列車が走らせられるようになりました。
残念ながら、ダイヤの関係で20両編成同士が対向するシーンは撮れなかったのですが……。
20両編成の貨物列車は、迫力があってかっこいいです。

20両編成の貨物列車の運行に伴い、貨物駅を大幅にリニューアルしました。
E&S(着発線荷役)方式(※2)を採用した、20両対応のコンテナホーム4線+待避線のある巨大な貨物ターミナル駅が完成。

※2 E&S(着発線荷役)方式

近年増えている、貨物列車を本線上の貨物ホームに停車させて、そこでコンテナの積み下ろしを行う方式。
電化路線の場合、架線に電気が流れている状況での積み下ろしは危険なため、貨物ホームのみ電気が流れないようにスイッチを切った状態で積み下ろしを行う。
外国だと架線を上下に移動させる装置があるらしい。
参考:JR貨物「E&S(着発線荷役)方式の拡充」 https://www.jrfreight.co.jp/service/improvement/es

ただ、A9V5の見どころとしては、むしろ従来タイプの貨物駅が作れることでしょう。
従来の貨物駅については上記のJR貨物のページを参考にしてもらうとわかりやすいのですが……。
確かに入替に時間がかかるし、入替用の機関車も必要でコストがかかる。

このマップでは従来タイプの貨物駅はないですが、代わりに臨海鉄道のようなものを作っているのでそちらで解説。
ここは20両対応の貨物駅の写真の左奥、増解結用の引き込み線。
左は20両編成の貨物列車を連結したホーム。

ここに、電気機関車+無蓋車10両の石炭輸送列車が入線。
お気づきかと思いますが、この編成も合計11両でA9V5になってから組めるようになった編成。
ただし、11両編成になったのは副次的なもので、本来の目的は機関車+貨車の連結を行うこと。

石炭列車が入線してしばらくして、奥の機関庫からディーゼル機関車が登場。
機回し線を通って、貨車の反対側に移動。
この機関車はDC4というゲームオリジナルのディーゼル機関車。
速度が遅い代わりに運行経費が安いという特徴と機関車の見た目から、入替用のスイッチャーとして採用。

ディーゼル機関車+石炭貨車、連結。
そのまま発車。

到着したのは臨海鉄道の駅。
ここの火力発電所に石炭を輸送しています。

列車の増解結機能を使うと、このように電気機関車からディーゼル機関車に機関車を付け替える遊びが出来ます。
これで従来の貨物駅や臨海鉄道を作ったり、かつての北斗星やカシオペアのような非電化区間に直通する客車列車を作れるようになります。

……問題は設定がものすごく面倒くさいこと。
ただでさえ本線機関車・入替用機関車・貨車の3編成が必要な上に、貨車は自走できないため設定が難しい。
更に言えば、同じホームに3編成以上は入線できないため、配線やダイヤ設定のパズルを行うことになります……。
そしてミスした時のリカバリーもめんどくさい。

ちなみに、この石炭列車はマップ内の炭鉱っぽい工場から輸送しています。
ここでは本線とは別のディーゼル機関車で牽引。
機関車3台+貨車1編成、合計4編成分の車両枠を使用しています……。

尚、炭鉱っぽい雰囲気の建物配置については、こちらのツイートを参考にしました。
夕暮れのDD51はいいぞ。

その他、気に入った新アイテム

扇形機関庫

本来は蒸気機関車を格納するための車庫ですが、このマップでは電気機関車やディーゼル機関車の車庫として使用。
通常の操車場+分岐線と比べて省スペースで済むため、実用的にも便利。
ちなみに、EH200形機関車は2両で1台の機関車ですが、問題なく扇形機関庫に入線できます。

車両洗浄装置

プラレールの情景パーツの定番のアレ。
制限速度10km/hの標識と共に、車両基地に設置しています。

新幹線車両だと毎日のように車両洗浄を行うようですが、在来線列車だとそこまで頻繁には戦場は行わないと思われます。
このマップの電車は一部例外を除いて3~6日ほどのサイクルを組んで運用していますが、このうち1日は検査や予備のための休車日にしています。
で、その休みの日にこうやって車両洗浄を行っています。

水の音がさわやかで気持ちいい。

イルミネーション・大型家電量販店

いずれもA9V5初出とは言い難いですが、一応A9V4にはなかったアイテムなので紹介。

イルミネーションはA列車で行こう Exp.からの逆輸入アイテム。
基本的には道路や交差点の上に置いてライトアップを楽しむもの。
ただし、別に道路上にしか設置できないわけではなく、空き地や複線の線路上にも設置可能。

イルミネーションはサイズが絶妙で、バスターミナルなどの設置で余った駅前のスペースを埋めるのに最適。
公園を置けるだけのスペースは無いけど、自販機やベンチで埋めるには広い。
広葉樹でもいいけど、イルミネーションの方が華やかできれい。

大型家電量販店は発売後のパッチで追加されたもので、過去に実施された店舗購入特典として入手できたもの。
ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ソフマップ、ヤマダ電機の建物が合計14店舗。
事実上、デパートなどの新バージョンで、存在感も強く大都市の駅前に建てるといい感じ。
ただ、必要面積が広い上に100mなどの使いにくいサイズの建物も多いため、建設する際は工夫が必要。

あと、屋根付きの高架駅も気に入ってはいるのですが……。
当然ながら外から電車が見えない&車窓から外が見えないため、鉄道風景としては一長一短。

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